LGBTとは? LGBTだけじゃないらしいよ!
この間、中学生の子供と「LGBTって何?」という話になったので調べてみました。
引用元:【用語解説】LGBTQとは?LGBTQIAとは?【自分の性がきっと見つかる ...
このサイトの解説が非常に役に立ったので、「LGBTって何?」という方は、是非ご一読をオススメします!
以下、引用と自分用メモです。
時間がない人向けまとめ
正直なところ「LGBTTIQQ2SA」は長過ぎて覚えられないですが、「LGBTQ」「LGBTQIA」くらいは覚えておいた方が良さそうですね。
- L(レズビアン)…性自認が女性の同性愛者
- G(ゲイ)…性自認が男性の同性愛者
- B(バイセクシュアル)…男性・女性の両方を愛することができる人
- T(トランスジェンダー)…主に身体的な性別と性自認が一致しない人
- Q(クエスチョニング)…自分の性別がわからない・意図的に決めていない・決まっていない人
- I(インターセックス)…生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
- A(アセクシュアル)…誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人
一般的にLGBTとは
- L(レズビアン)…性自認が女性の同性愛者
- G(ゲイ)…性自認が男性の同性愛者
- B(バイセクシュアル)…男性・女性の両方を愛することができる人
- T(トランスジェンダー)…主に身体的な性別と性自認が一致しない人
では「LGBT」にあてはまらない人はどうなるのか?
「LGBTQ」「LGBTQIA+」 について
セクシュアリティについての議論が深まり、認識がどんどん多様になっている現代社会でうまれた。
LGBTという言葉の知名度が上がれば上がるほど、「セクシュアルマイノリティ=レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーのどれかである」という認識が広まってしまっているのも事実とのこと。
この流れを変えるために
- Q(クエスチョニング)…自分の性別がわからない・意図的に決めていない・決まっていない人
- I(インターセックス)…生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
- A(アセクシュアル)…誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人
これらに加えて、名前のついていない性やそれ以外の性を表す「+(プラス)」が追加された結果、「LGBTQ(+)」「LGBTQIA(+)」のような単語が使われるようになった。
①クエスチョニング (Questioning)
LGBTQという略語にある「Q」として代表的なものがクエスチョニング。
クエスチョニングとは、自分の性別がわからない人や意図的に決めていない人、決まっていない人、模索中である人のことを指す。
たとえば、
・自分の性自認や性的指向を決めたくない ・まだ決めかねている状態 ・どのセクシュアリティもピンと来ない ・あえて「わからない」という状態にしておきたい
といったような理由で、クエスチョニングを自認している場合がある。
つまり、性自認や性的指向について、「まだ決まっていないと思う」「わからない、違和感がある」「ひとつに決まるものではないと思う」などに当てはまるのが、このクエスチョニング。
②クィア (Queer)
これはセクシュアルマイノリティの総称として使われる単語だが、実は昔、この言葉は、セクシュアルマイノリティ全体を差別する「変態」という意味を持ち、ゲイである人々を中心に差別する言葉として使われていた。
しかし、20世紀終盤以降、それを当事者が逆手に取り「自分たちはクィアだけど、それがどうした!」といった開き直りのニュアンスで使われるようになったという歴史があるとのこと。
また、最近では、クィアの中には「性的嗜好(○○フェチ)」も含まれているという議論が交わされたり、「クィア・スタディーズ」という研究分野も誕生したりといった動きがあり、徐々にクィアという言葉や歴史が広がっているらしい。
③インターセックス (Inter-sex)
「インターセックス」という言葉は、「生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人」を表していた。
しかし、性自認が男性もしくは女性であり「中間」を表す「インター」という言葉を使いたくないという人もいることから、最近では「DSD(通称、性分化疾患。からだの性に関する機能や構造が、いわゆる「男」「女」とされるかたちと異なった状態で発達する疾患の総称)」という表現が用いられることが多いとのこと。
④アセクシュアル (Asexual)
アセクシュアルは、誰に対しても恋愛感情と性的欲求を抱かないという人を指し、無性愛と訳されます。英語の発音になぞらえて、エイセクシュアルともいう。
⑤Xジェンダー
Xジェンダーとは男女どちらにも当てはまらない人や、性自認が男性・女性の間で揺れ動いている人の性自認のこと。その揺れ動き方などから中性・両性・無性・不定性の4つに分類される。
Xジェンダーはクエスチョニングとよく似ていますが、クエスチョニングは「決まっていない・意図的に決めていない・模索している」という性自認であるのに対し、Xジェンダーは「男女のどちらでもない」「性自認が男女間で揺れ動いている」と決まっている性自認のこと。
⑥パンセクシュアル (Pansexual)
パンセクシュアルとは、相手の性に関わらずどんな人でも愛することができる人で、全性愛と訳される。
「バイセクシュアルと同じ…?」と思われがちだが、バイセクシュアルは「男性と女性の2つの性を愛することができる」というのに対し、パンセクシュアルは相手の性を恋愛の条件としないため、相手が男性・女性以外の性自認でも(例えば、Xジェンダーやクエスチョニングといった性自認の人も)愛することが可能。
しかし文献によっては「バイセクシュアルの一部」としてパンセクシュアルが扱われることもあるため、一概に全く違うものとも言えないらしい……
⑦アンドロセクシュアル/ジニセクシュアル
アンドロセクシュアル/ジニセクシュアルとは、性自認に関わらず男性/女性を好きになる人のこと。例えば、Xジェンダーやクエスチョニングを自認する人が自分の性的指向を示す時に使われる。
また、最近では、性自認に関わらず男性を好きになる人はマセクシュアル、女性を好きになる人はウーマセクシュアルとも呼ばれるようになっているとのこと。
⑧アライ (Ally)
セクシャルマイノリティとは違うが、アライとは、自分の性自認や性的指向に関わらず、セクシュアルマイノリティに対してフレンドリーな人や差別をしない人、様々な活動を一緒にしてくれる人のこと。
日本より長い海外での呼ばれ方
「セクシュアルマイノリティ先進国」である欧米には、さらに長い名称がある。
「LGBTTIQQ2SA」って一体何?
カナダでは、「LGBTTIQQ2SA」という、長い長い名称が使われた。この名称が使われるようになったのは5年ほど前に行われた、カナダのプライドパレードからとのこと。
この中にはTが2つありますが、それぞれ「トランスジェンダー」と「トランスセクシュアル」を表している。
トランスジェンダーは、自身の「性別」に違和感を抱いている人の総称であるのに対し、トランスセクシュアルは、性自認と身体的性が一致していないと感じている人を指す。
「I」はインターセックス、「Q」はそれぞれクィアとクエスチョニング、「A」はアセクシュアルを表しています。「2S」は2-spiritedの略で、性自認が男性と女性の間を行き来しているアメリカ先住民のこと。2-spiritedの人々は先住民の中で、信仰の対象になったり予言をしたりしていたとのこと。
他の国では「LGBTQIAP(パンセクシュアル/ポリギャモス)K(キンク)」という呼び名もある。
ポリギャモス (Polygamous):ポリアモリー(関係者全員の合意を得たうえで複数人と恋愛関係を結ぶ)という恋愛スタイルを実践している人。 キンク (Kink):「風変わりな(人)」という意味の英語。
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